夜の不安で眠れないときに──戦わず、心と体を整えるセルフケア
夜になると不安が増す理由
昼間はなんとかやり過ごせていたのに、布団に入ったとたん不安が押し寄せてくる。
「どうして、あんな言い方をしてしまったんだろう。。。」
「失敗したことを思い出してしまう。。。」
「明日のことが気になって眠れない。。。」
こんな経験は誰にでもあります。
実際、心理学的には「静かな環境になるほど思考は強調される」ことが知られています。
つまり、夜の不安はあなたが弱いから起きるのではなく、自然な心の働きなのです。
📌 参考:この内容は noteに掲載した記事をもとに加筆・整理しました。
note版ではより分かりやすく綴っていますので、あわせてご覧ください。
https://note.com/muratawisdom/n/n799959763bb6
戦わずに「整える」ことが大切
眠れない夜に大切なのは、不安や思考と「戦う」ことではありません。
寝る時は、「自分と戦う時間」ではなく、「休む時間」にすることが大切です。
「眠らなきゃ」と焦るほど、もっと目が冴えるのは、多くの人が経験していること。
そこでおすすめなのが、「戦わず、整える」方向にシフトすることです。
ここからは、5分あればできるセルフケアのステップをご紹介します。
🌙 5分でできるセルフケアのステップ
1. 足裏に戻る(30秒)
意識が頭に集まりすぎていると、考えが止まらなくなります。
そんな時は、足の裏に意識を戻しましょう。
ベッドの中で「足裏の感覚」をただ感じるだけ。
温かい、冷たい、布団に触れている感覚──それを丁寧に味わいます。
「今日も一日支えてくれてありがとう」と、心の中で足裏に感謝を伝えると、
不思議と心がやわらかくなります。
「今日も色々なところに歩いて行ったね、足裏君、どうもありがとう!」
今日も足さんのお陰で、色々な場所に行くことが出来ているのですから、感謝してみて下さい。
足裏さんに話しかけて、いたわりの言葉で、感謝してみて下さい。
** 感謝するだけで、焦りはゆるんでいきます。
色々な事に、沢山沢山感謝すると、その分だけ、
あなたの中の焦りはスローダウンし始めます。
ですからこの感謝モードに入ってみましょう。
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感謝を意識することで視点が切り替わる
不安のときは「欠けているもの」に意識が集中します。
感謝をすると「すでに持っているもの」「支えられていること」に意識が移るため、心のバランスが変わります。 -
自律神経を整える効果
感謝の言葉や気持ちは、副交感神経を優位にして、眠りや安心感につながることが研究でも示されています。
時間のある時には。。。。これもやってみてください!!
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布団に入ってから「ありがとう」を10個言う
例:「今日ごはんを食べられてありがとう」「この布団があってありがとう」 -
身体の各部分に感謝する
「足の裏さん、今日もありがとう」「心臓さん、ずっと動いてくれてありがとう」 -
最後に宇宙や大きな存在にひとこと
「今日も生きていてありがとう。ご飯を食べれてありがとう!屋根の下で生活できてありがとう!」
2. やさしい呼吸(1分)
呼吸は自律神経を整える最もシンプルな方法です。
鼻から4秒で吸い、口から8秒で吐く。これを数回繰り返します。
その時、心の中でこんな言葉を添えてください。
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「安心を吸っている」
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「不安を手放している」
ポイントは「うまくやらなきゃ」と思わないこと。
ただ「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」だけで十分です。
安心している時の、そのゆったりした呼吸を再現してみて下さい!!
3. 頭の荷物をいったん降ろす(1分)
不安や心配ごとを頭の中で抱え込むと眠れなくなります。
そこで「いったん心の倉庫に置く」ことをしてみましょう。
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心の中で「今日考えてしまったこと」を3つまで選ぶ
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そのイメージを頭の中の紙に書いたつもりになり、その紙を頭の中で裏返す
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「今夜はこの倉庫の中に預ける。明日の朝、また考えればいい」と宣言する
もし強い不安なら、実際に紙に書き出すのも効果的です。
4. 10語のアファメーション
短い言葉を繰り返すことで、思考のスイッチを切り替えることができます。
例:
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「今夜は私は休むことを選びます」
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「心配は宇宙に委ねます」
自分に響くフレーズを10回ほど静かに唱えるだけで、心に安心感が広がります。
5. 眠れないときは「横たわる瞑想」
それでも眠れなければ「横たわる瞑想」を試しましょう。
目を閉じて呼吸を数えるだけ。眠れなくても、体はしっかり回復しています。
「眠れない=失敗」ではなく、「休んでいる=十分」と捉え直すことが安心につながります。
Q&A(よくある質問)
Q. スマホを触ってしまうのですが?
→ 枕元にはスマホではなく、紙とペンを置きましょう。手書きの方が思考の整理に向いています。
Q. どうしても眠れません…
→ 眠れなくても、横たわって目を閉じているだけで休息は進んでいます。すくなくとも体はあなたが思う以上に回復しています。
スピリチュアルな視点から
眠れない夜は、魂が「本当の声」を伝えてくれる時間でもあります。
宇宙のリズムは常に変化し、私たちの心もその波に共鳴しています。
眠れる夜も眠れない夜も、どちらも「宇宙の安心の一部」。
「眠れない夜を嫌わずに、宇宙の安心エネルギーに身をゆだねる」
そう考えるだけで、苦しい夜が静かな体験に変わるかもしれません。
まとめ
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夜の不安は自然な心の働き。弱さではない
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「眠なきゃ」と自分と戦わずに、「整える」方向へ
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足裏・呼吸・思考の仮置き・アファメーション・横たわる瞑想で安心モードへ
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眠れない夜も、宇宙の大きな流れの中で包まれている
眠れない夜は、心と体を整えるチャンスでもあります。
「戦う」のではなく「委ねる」ことで、安心は少しずつ戻ってきます。
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📌 参考:この内容は noteに掲載した記事をもとに加筆・整理しました。
note版ではより分かりやすく綴っていますので、あわせてご覧ください。
https://note.com/muratawisdom/n/n799959763bb6
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