インスタグラムを見て気分が沈む 自己肯定感が低い時に気を付ける事
<インスタグラムを見て気分が沈む 自己肯定感が低い時に気を付ける事>
「友達のインスタグラムをみてしまい、気分が沈んでしまう」
「あんなきれいなレストランで、楽しそうでいいな。。。 あんな旅行できていいな。。。」と、
友達のインスタを見るたびに落ち込んでしまい、
また自分のインスタでも、「いいね」のマークを、集めたり・気にしてしまう。
これ、現代の生活ではよくあることかもしれませんが、
自分自身へ自信が持てない時、自己肯定感が低い時には、良く起こってしまうものなのです。
あなたの中で自分が自分を十分に認めていないので(自己肯定感が低いので) ⇒ その分他の人から承認されたい
と思ってしまいます。
他の人からの「いいね」で、自分の中の自分への好感度の「不足分の埋め合わせ」しているということです。
でも、その友達もインスタグラムやフェイスブックで、旅行の写真やきれいなレストランでのパーティの風景など、
自分の華やかさを演出したりしているのは、
実はその友人も自分が自分を好きになれない・自信がない ⇒ その分他人に認められたい のかもしれません。
たとえ強烈に自己肯定感が低いのではなくても、やはりその友達はあまり自信がなかったり、
自分をポジテイブな面を演出したいという、「自分はこんな人なんだ」と「自分をわかってほしい」という、
その背景には、不安感や不安定さがあるのかもしれません。
ですから、情報の受け手の側(あなた)だけではなく、発信する側(友達)も自己肯定感に苦しんでいるのかもしれません。
そういう認識を持って、インスタなどのSNSと冷静に向き合うことが大切です。
自己肯定感はどんな人の中でも常に上下し、自分を好きになれる・受け入れられる程度も、コンスタントに変化しています。
そういう中で、発信する側も発信を受け取る側もどちらも、インスタを始めとするSNSに毎日向き合っているいます。
自分の生活の全体像を見せ合うのがSNSではなく、見せたいところだけを見せ合っている世界です。
都合の良いことろだけ、アピールしたいところだけ、分かりやすいことろだけが切り取られています。
(文学の世界の正反対です:文学はきれいごではなく、自分の弱さを吐き出している世界です。)
そんな作られた世界に反応して、自分の「いいね」集めしたりするのは、余り賢明ではありません。
あなたのSNSは、アピール合戦よりは、多くの人と喜び合うために使うべき。
誠意や親切心・励ましや勇気を共有するのに使うべきです。
友達のインスタグラムをみてしまい、気分が沈んでしまう時には、
友達の写真も、「生活の一部を切り取った、きれいな華やかな写真を見ているだけである」と、冷静に考えることや、
今あなたは今自己肯定感が低く、友達の華やかなところだけ目につき、自分を責めているかもしれないと、
自分の心の状態や動きに、マインドフルになる(気が付いてみる・注意する事)が大切です。
友達だけではなくまた、
沢山の人があこがれている有名人の中でも、本当は自己肯定感が低く、自分のアピールに走ってしまっている可能性だってあります。
どんなに成功している人でも、自己肯定感が低く、自分を受け入れられなかったり、強く責めてしまう時間も必ず起こります。
たとえインスタにはそういう暗い写真はのっていなくてもです。
または、有名人のSNSは、華やかさをアピールしマーケティングするビジネス上の必要性・理由があるのかもしれません。
マーケティングの必要性上、常に華やかさや成功面をアピールしなければならないのが、この情報化社会でありSNSの世界です。
その様な、健全なバランス感覚の中で、日頃からSNSには付き合う事が大切です、特に自分への肯定感が低い時はそうですね。
そして、自己肯定感が低くて自分を責めてしまう時には、バランス感覚だけでなく、
自分への無条件のやさしさ・慈しみ(いつくしみ)がとても大切です。
どんな時にも、自分を大切に思い、大切にあつかう習慣をつけていきましょう。