なぜ今苦しいのか─ それは「自分への愛」が圧倒的に足りないから

こんにちは。
今日もこのブログに来てくださりありがとうございます!

さて最近、なんとなく毎日が苦しい、楽しくない、そんなふうに感じていませんか?


「理由はよく分からないけど、気分が沈む」

「何をしても満たされない」
実はその根っこには、おそらく、“自分への愛の圧倒的な不足”があります。

■  嫌いじゃなくても、沢山愛しているとは限らない

多くの人は「自分のことを嫌いではない」と感じています。
まあまあ好きだし、そこまで嫌いじゃない」と思っている人も多いでしょう。

もしくは、「大好きでもないけど、大嫌いでもない。」

こう考える人が多いと思います。

それと“自分を十分に愛している”ということはまったく違います。

■  自分を十分に愛していなければ、苦しいのは当然のこと

もしあなたが、自分のことを本当には大好きじゃないのなら、
その“自分”で毎日を生きるのは、当然、苦しくなります。

だって、自分が自分を好きじゃないと、
“自分でいる時間”そのものが居心地悪くなるからです。

   自分 = 居心地が悪い場所  になってしまいます。

同じように──
もし自分の生活を十分に好きじゃないなら、
その「好きではない生活の中で生きる」ことも、

やっぱり楽しくない

苦しいのは、あなたが弱いからではなく、外側の要因でもなく、
自分への愛が圧倒的に足りないことが、その大きな要因かもしれません。

■  自分を十分に愛していないと、生活が苦しくなる理由

どんなに周りが優しくしてくれ、どんなに色々な条件が整っても、

  • 自分のことを十分に沢山好きになっていないと、
     → 自分として存在することが楽しくなくなります。日常が重たく感じられます。

  • 自分のことを十分に沢山認めていないと、
     → 「認めていない自分」として生きていることになり、毎日が不足感に覆われ、心が満たされません。つまらなく、疲れやすくなります。

  • 今の自分の生活をどこかで否定していると、
     → その否定感が毎日に影を落とし、色々なことが不満で、苦しさが積み重なっていきます。

このように、自分をどのくらい愛しているか──それが、
毎日の幸福度を決める大きな要素となりえます。


■ 「大好き」だと、生きやすい

私たちは、自分を愛することや、自分を「大好き」と言えることは、案外難しいものです。

 愛が十分に沢山ある場所 → 幸せで居心地が良い  大好きな状態 → 幸せな状態

 大好きの中で生活 → 毎日がすごく楽しい・生活がすごい楽で生きやすい

自分を「大好き」と思えるようになると、
他に何も無くても、それだけで、心の底からの安心感と居心地の良さが生まれます。

ということです。

♥ 大好きな自分として毎日を生活する → 毎日自分でいることが居心地が良い

 大好きに囲まれている毎日 → 毎日が楽しい・幸せ 

 

 

■ 「少し好き」では足りない。現代の生活は“愛不足”になりやすい

今の社会は変化やスピードが速く、比較や評価の中で生きています。

常に比べられ、競争し、誰かの基準を気にしながら、毎日を生きています。


そんな環境では、「自分を大好きでいる時間」が極端に少なくなりがちです。

「少し好き」「時々好き」では足りません。
忙しさや不安に押し流されて、気づけば「自分への大好き」がほとんど枯れてしまっている。

だからこそ、意識的に自分を「大好き」で満たしてあげることが必要なのです。
それは甘えではなく、生きるためのエネルギー補給です。

 

■  愛は、人生の“インフラ”のようなもの

これを社会で例えて言えば、「大好き」は「インフラ」のようなものです。
水や電気やガス、道路や電車のように、あたり前のようでいて、なくなると一瞬で不便になる。
自分への「大好き」自分の生活への「愛してる」という気持ちは、まさに人生のインフラなのです。

それは建物で言えば“土台”のようなもの。
土台がしっかりしていれば、どんな日々も安定し、安全の中で過ごせる。
どんな出来事にも、倒れずにいられる。

現代の生活は、あまりにも“愛不足”。
自分への「大好き」が圧倒的に足りていません。

そして、愛が足りない世界では、苦しみが生まれるのは当然のこと。

■  人生がうまくいかない時こそ、「大好き」に囲まれよう

もし今、人生がうまくいっていなくても大丈夫。
その時こそ、たくさんの「大好き」に囲まれることが、一番簡単な自分の守り方です。

自分を大好きでいる。
自分の生活を大好きでいる。
大好きな音楽、大好きな香り、大好きな場所、大好きな人──に囲まれている。
それらの「大好き」が、あなたを人生の荒波から守ってくれます。

「大好き」は盾であり、光であり、あなたを優しく包む防波堤です。
その“好き”が強くなる・増えるたびに、人生の重さは少しずつ軽くなっていきます。

■  世界から愛されないと感じるのは、あなたが世界をまだ十分に愛していないから


もしあなたが「世界が冷たく感じる」「世界から愛されていない」「私は誰からも愛されていない」としたら、

自分が世界を十分に愛していないから。そんな可能性も高いです。

つまり、

自分の方から世界を「好き」になっていない → だから、世界に愛されていないと感じる。

自分が好きになっていない世界を生きていれば、
当然、世界から愛される感覚は薄くなります。

世界はあなたの敵ではなく、あなたの鏡です。
自分が世界を愛すれば、その愛する世界の中で生き、その愛が自分に戻ってきます。

自分を愛し、自分の生活を愛し、自分の周囲の人を愛し。。。。。

愛のエネルギーを循環させる!


■  自分の生活を汚してしまっている

毎日の生活を、どんな気持ちで見ていますか?
「また今日も同じ日が始まった」「なんでこんなにうまくいかないんだ」と思いながら過ごしていると、

だんだんと自分の人生が暗くくすんで見えてくる。

生活の場を自分が重たく、暗くしてしまっている、自分の「あまり好きではない」で。

毎日の生活について「不満が沢山ある・つまらない・今の自分は認められない」で、汚してしまう。

でも、反対に考えてみてください。
あなたが自分の生活に「大好き」「ありがとう」「よく頑張ってるね」と優しいエネルギーを流すようになれば、
その瞬間から少しずつ世界は変わっていきます。


■ 愛は「外からもらうもの」ではなく「自分から出すもの」

多くの人が、愛を誰かからもらおうとします。

自分の外側に、優しさを求めることが普通です。


でも愛の流れ、優しさの流れは、自分の中からも生まれるものです。

あなたの中には、もともと愛の源泉があります。
それを思い出して、自分の方から愛を出してみてください。

♥ 気に入らない自分。そんな自分にも愛を流すことはもちろんできます。 

「大好き」「ありがとう」「愛してるよ」
──そんな言葉を、自分に向けてつぶやいてみましょう。

“愛を流す”という能動的行為によって、

自分が満たされる

■ 自分に愛を流す」のは、最初ぎこちなくて当然


私たち現代人は「他人を愛する」訓練はしてきても、「自分を愛する」訓練は、ほとんどしてきません。

そんな習慣や発想自体が、普段はほどんど存在しないです。

だから最初に「自分に愛を送る」「自分を大好きって言う」と、
脳も心も「え?なにこれ?」と戸惑います。

でもそれは「おかしいこと」ではなく、
ただ“使っていなかった筋肉”を動かすようなもの。

愛を流す力は誰にでも元々あるけれど、
長い間“眠っていた”だけなんです。

だから最初ぎこちなくても、少しずつ慣れていく。
まるで、最初はうまく笑えなかった赤ちゃんが、
繰り返すうちに自然に笑えるようになるのと同じです。

「愛される」よりも先に、「愛する」を始めよう! 

■  自分を愛する力は、誰の中にもすでにある

自分で自分を愛する力を誰でも既に持っている。


その力は、もともと“内側”にある力です。

でも現代の社会では、
・ 社会や人に合わせる
・ 比較する
・ 頑張る
が普段は強調されがちで、
“自分に愛を流す”という自然な行為を忘れてしまう。

つまり、

自分への愛の力がないわけじゃない。

それを自分に使っていない。

多くの人は自分を大好きになるポテンシャルを持っています。
でも、それを使うことに慣れていない。

他人のため、仕事のため、家族のためにばかり流して、
自分自身にはほとんど流していない。

  ♥  自分の中の源泉を思い出し、それを自分に放射する行為

マインドフルネスの様に、ただ観察するよりも、能動的に“愛を出すこと”で自分も癒される。

マインドフルネスが「観る瞑想」なら、
今あなたに必用なのは、「流す瞑想(Radiative Meditation)」かもしれません。

最初はピンと来なくても大丈夫。
それを続けるうちに、心の奥にあった本来の輝き、あなたの心の底にある素晴らしいエネルギーに、
少しずつ触れられるようになります。

「愛は生命のベースであり、流すことで世界そのものを変える」
「“自分を大好きになる”とは、存在の波動を上げること」

心の底には、無条件の愛がいつも流れています。

無条件の愛は、その時の状況や都合に、左右されません。

どんな状況でも、どんなに都合が悪くても、無関係に愛する・愛されることです。

これは、人生の目的そのものです。

哲学者ベルグソンは言いました。

生命とは単なる物質的・機械的な進化ではなく、
内側から絶えず湧き上がる「創造的衝動(生命の流れ)」によって成長し続ける運動だ。 (élan vital)

これに紐づけて言えば、

単に「観察する」「評価しない」にとどまらず、自分の中から「愛を出していく」ことが重要だと言えます。


■  まとめ:愛を出すと、愛を受け取れるようになる

なぜ今あなたは苦しいのか。
なぜ今、あなたは楽しくないのか。

それは、あなたが自分への愛を忘れてしまっているから。
でもその愛は、誰かが与えてくれるものではなく、
あなた自身の中から、溢れさせることができるものです。

今日から少しずつ、自分に「大好き」を送ってあげましょう。
それが、人生をもう一度、優しく輝かせる第一歩になります。


今日も読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの中の愛の光が、またひとつ温かく灯りますように。

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