余裕のあるマインドで瞑想しよう! 余裕がなぜ大切か?
今回は、「余裕のあるマインド」で、すこし瞑想してみましょう。
人間の意識の成長には、「余裕」が欠かせません。
これを、「空白」と言い換えてもいいかもしれません。
瞑想の時にも、余裕のある態度・心でのぞむことが、とても大切になります。
「余裕がない」事とは、毎日の日常の生活の上では、「せかせか」して、忙しい事だとすると、
これを、人間の意識という観点から見てみれば、「意識が狭く固まっている状態」に相当します。
要するに、自分の毎日の生活世界に、取り込まれ、がっちりと組み込まれてしまい、埋没してしまっていることです。
<なぜ余裕ある態度が、大切なのか?>
「毎日の生活に、一生懸命集中して、何が悪いのか?」 という質問が聞こえてきそうですが。。。
確かに、それはそれとして、とても重要で不可欠ではある反面、
自分の毎日の生活に集中して、そこに「意識が狭く固まっている状態」は、
本来の意識の状態とは、正反対、真逆の状態なのです。
では、一体それのどこが悪いのか? ということですが。。。
「本来の状態」、すなわち、元々の意識の状態とは、際限なく、限界なく、どこまでも、広がって、広々と、無限に行き渡っている状態です。
そして、この状態に近づくことが、本当の意味での、「自由」や「幸せ」を、段々と味わって行くことになるのです。
普段の「意識が狭く固まっている状態」では、普段の場所から見える、自由や幸せしか、分かりません。
毎日人間が頼りにしている、最先端の科学や学識さえ、
その狭い範囲に限定された部分で、答えを出しているに過ぎません。
悲しいかな、日頃の生活は、なかなか忙しいので、そのような広々とした状態にはなりません。
ですから、そこから少しでも出ていくことが、大切になります。
それで、瞑想の時、いや普段の生活の中でも、すこしでも、意識が広がるように、存在することが大切になるのです。