なぜ私はスピリチュアルコーチングをしているのか——哲学から“愛”への旅
1. 子どものころの違和感
子どものころから、僕はずっと疑問を感じていました。
なぜ学校では「心のこと」や「愛」「親切」について教えないのだろう?
知識ばかりを詰め込み、頭ばかりを鍛え、競争されている状況に深い疑問を感じていました。
「そんなに、知性ばかり発達させてどうするんだろう。。。」と毎日思いながら生きてきたように思います。
2. 哲学から体験へ
やがてオックスフォード大学の大学院に進み、西田幾多郎の哲学を研究するようになりました。
西田は「純粋経験」——つまり、思考を超えた深い体験の中に真実があると説いています。
僕も次第に、「知識として理解するだけではなく、自分自身で“深い世界”を体験したい」と強く感じるようになりました。
3. 魂の体験と“すべては愛”という気づき
そして、ある時期から瞑想や意識の探求を続けるうちに、
言葉では言い表せない“宇宙的な意識”の体験を得ました。
その瞬間に感じたのは、「ああ、すべては愛なのだ」という感覚でした。
哲学者ソクラテスも、「肉体を離れ、魂の状態にならなければ、本質的なことは見えてこない」と語っています。
この言葉は、まさに僕が体験したことと重なります。
理屈の世界の中だけにいる限り、真実は全然見えてきません。
けれど意識の状態を変えて、深い世界に没入すると、全く違った構造を持つ世界に出会います。
そこには驚くほどシンプルで、やさしい真理が広がっていたのです。
4. 現代社会が忘れた“真実”
この体験は僕にとって、ただのスピリチュアルな出来事ではなく、
現代社会が忘れかけている“真実”そのものでした。
現代人は、あまりにも狭い世界観の中で生きています。
目に見えるもの、測れるもの、説明できるものだけが“現実”だと信じ込まされてきました。
けれども、僕たちが生きているこの世界は、
本当の宇宙のほんの一部にすぎません。
5. スピリチュアルコーチとしての使命
僕がスピリチュアルコーチングをしているのは、
人々が「自分の中の愛」に気づき、
その広大な意識の世界に少しずつ還っていくお手伝いをしたいからです。
愛とは、特別な感情ではなく、
すべてを包み込み、許し、癒し、調和させる“いのちの流れ”のようなものです。
私たちがその流れを思い出すとき、
心は軽くなり、世界の見え方も変わっていきます。
6. すべては愛の中の出来事である
この仕事を通して僕が伝えたいのは、
「私たちはみな、すでに愛の中で生きている」ということ。
そして——
どんなに苦しみの中にいても、
そこにも必ず、愛が流れているということです。
愛が流れれいるというより。。。。愛しか流れていない。
毎日の出来事も、すべては優しさ・愛の中での出来事でしかないのです。


