愛の宇宙方程式:  合気を追い求めてきた物理学者のたどりついた世界  本の感想・レビュー 

実に面白い。 一度読み始めたら、止まらない!

作者が少年時代から、立派な物理学者になるまで、そしてその後の人生の展開が、おもしろおかしく楽しめる。

 

特に戦後の日本を代表する様な、数理物理学の方程式(ヤスエ方程式)を発表するまでになった、そのいきさつが物凄い。

そんな秀才ならば、子供時代は勉強大好きの、秀才タイプと思いきや、その予想は簡単に裏切られる。

もともとはUFOが好きで乗りたかった、いわゆる「UFO少年」が、様々な偶然の(?)

いや、必然の奇跡の連続に導かれるように、

いつの間にか、立派な物理学者になってしまったという、すごいお話。

 

とにかく、様々な不思議体験の連続で生きているような、普段はなかなかお目にかかれない稀(まれ)な人生なのである。

その後に起きた、ジュネーブ大学という立派なエリート研究機関での研究生活

(とは実は名だけの、中身はほとんど研究はしていなかった生活)でのおはなし。

学術会議に向かう途中、とある高速道路を走行中の時のこと。

中古のポンコツ車をで、速度無制限のドイツのアウトバーンを走行中。

凄いスピードで走行中。「空中分解」を心配してしまうほどの、すごい揺れと騒音におそわれる。

ところが、そこに突然「静寂」が訪れる。

 

そこは、無音の世界。。。

まるで雲で出来たじゅうたんの上を、走っているかのよう。

そして、先ほどまでがまるでウソのように、安心感に包まれる。

すると、おでこ(額・ひたい)に、突然何かの数式が浮かび上がる。。。。

というこれが、あの有名な方程式の大発見のいきさつなのである。

こんな「不思議体験」から、記念すべき理論物理学の世界的大発見は、うまれたものであったのだ。

 

この不思議体験を何と呼ぼうか。。。

硬い哲学的な言葉で言えば、知的直観。

西田哲学で言えば、初期の「純粋経験」か。

スピリチュアルな言葉で言えば、「チャネリング」?「引き寄せた」?とでも呼ぼうか。

とにかく、様々な不思議体験の連続の人生を歩んできている作者。

面白くて、読み始めたら、簡単にはやめられない本である。

 

自分の力で頑張って考え出したのではなく、

摩訶不思議な広い宇宙から、直感的に瞬時に伝達されるという点においてよく似ている例として思い浮かぶのが、

アインシュタインとも比較されるインド人の天才数学者シュリニヴァーサ・アイヤンガル・ラマヌジャン(1887-1920)についてである。

彼はヒンズー今日の女神ナーマギリから直接、夢の中で数学をおそわったという有名な記録がある。(寝ている間にナーマギリ女神が教えてくれた)

正式な数学の教育を受けてもいないのに、天才的な公式を次々に発表してしまうラマヌジャンなのだが、

長い歴史を紐解けば、このような例はそう珍しいことでもないという、実はとても不可思議な世界に実は我々は生きている。

(参考: https://www.shokabo.co.jp/column-math/column-math0009.html )

 

すこし脱線したので話を、愛の宇宙方程式に戻して。。。

この本はその後も、合気道の世界や、カトリックのとんでもない聖者との出会いなど、

読んでいても飽きることはない。

 

最後の方には、作者のこども時代からの夢である、UFO関連の話も出てくる。

ロシアのUFO研究所で働く女性との出会いや、UFOの構造そして透視能力との関係のこと。

草木や自然と共生することと、UFOの操縦技術との関係など。。。

このあたりは、もっと詳しく書いて欲しかったところでもあり、

(これ以上機密情報は書けるはずもないのだが。。。)

また、はるかに進んでいる異次元のテクノロジーが、どのように世の中に共有されるべきなのかという点を考えれば、

社会への絶大なインパクトと混乱が予想されてしまうという、地球全体の大問題なのである。

とにかくあっという間に読み終えてしました、実に楽しい本であった。