瞑想できない?瞑想の苦手意識を克服する方法:雑念の存在に気づく雑念シールを貼る 動画付き
<瞑想できない?瞑想の苦手意識を克服する方法:雑念の存在に気づく雑念シールを貼る>
自分は「瞑想ができない」という人の場合も、「雑念が多すぎて瞑想にならない」という人が、驚くほど多いです。
瞑想が苦手な人とは?
ですから雑念が苦手な人は、次々に押し寄せる雑念に対応できない人の事。
であるならば、瞑想への苦手意識を克服するには、姿勢の話の前に、まずは雑念対策が大切です。
姿勢の話の前に雑念対策
瞑想の姿勢については、様々なノウハウが、すでに世の中に広まっています。
しかし、姿勢の話の前に、まず雑念の洪水に飲み込まれないようにしないと、瞑想どころではなくなってしまいます。
もし姿勢を整えることで、雑念がどんどん弱まってくれるなら、そんな簡単な事はありません。。。。。。
ですから、まずは雑念に対してのノウハウを、自分の中で蓄積していくのが一番大切です。
姿勢の事は、雑念対策にある程度めどが立ってからでも、十分です。
とりあえずは、リラックスできる姿勢や、その時自分がやってみたい姿勢で構いません。
雑念の存在に気がつけるようになる
大切なのは、瞑想中に、雑念の存在に気がつけるように、色々練習してみることです。
1 雑念は、気がつかないうちに、いつの間にかやって来て、あっという間に囲まれてしまいます。
2 そのうちに、いつの間にか雑念の洪水に飲み込まれてしまいます。
ですから、飲み込まれる前に ⇒ まず 「雑念が出てきている事実」に気づく練習をしていきましょう。
* 強くなってきたら、「雑念!」「出てきた!」などと、心の中でつぶやくのもいいでしょう。(つぶやき作戦)
* もしくは、雑念に心の中で、「シールを貼る」「ステッカーを貼る」ことで、遊んでいくのもよいでしょう。(シール作戦)
その様に遊んでいる状態を、もし続けられたならば、雑念は確実に弱まっていきます。
まじめな「瞑想」というより、「雑念遊びを楽しむ」という、柔軟な感覚が、大切です。
雑念の強さのレベル
その為には、その時の自分の中の「雑念の状態」に、常に注意を向け、常に観察しておきましょう。
雑念の状態とは言っても、いくつかの強弱のレベルがあります。
例えば、雑念が「少し出てきている」程度の状態から、「完全に飲み込まれている」レベルまでかなりの開きがあります。
*レベル1: 「雑念が出てきた!」程度のレベル : 雑念がある程度存在する状態
⇒ 青色のシールを雑念に貼る
*レベル2: 「今日は雑念が強い!」「次々と沸いてきている!」レベル: 雑念がかなり強い状態
⇒ オレンジ色のシールを貼る
*レベル3: 「やばい このままだと飲み込まれそう」「わ、もう飲み込まる寸前だ!」のレベル: 飲み込まれる寸前の状態
⇒ 赤色のシールを貼る
*レベル4: 既に飲み込まれてしまった状態、また、完全に飲み込まれている事にも気がつけない状態
⇒ 飲み込まれたことに気がつけた時点で、赤色のシールを2枚貼る
という様に、自分の中の雑念への気づき・観察を、大切にしましょう。
瞑想ができない状態になる前に。。。
「瞑想ができない人」とは、レベル4の「完全に飲み込まれている事にも気がつけない状態」にになりやすい人だと仮定すると、
レベル1からレベル3までの間に、その時の自分の状態を、分かっておくことが大切です。
ですから、あっという間にレベル4にならない様に、雑念状態を把握して、それにマインドフルになっておきましょう。
その為に、上の様に、強くなったらシールを貼るだけではなく、ある特定の色のシールを貼っていくのも有効だと思います。
(例えば、レベルが上がって来たら、赤い色のシールを貼る、弱い時には青色のシールを貼るなど)
この様な雑念へのアラート状態(存在に気がつき警戒している状態)を、維持するだけで、かなり違います。
* 雑念には、受け身で消極的になると、あっという間に飲み込まれます。
* 逆に積極的に、雑念をドンドンと探しに行き、どんどんシールを貼ると、雑念は弱まります
それでもだめなら。。。
* もしまだ雑念が強すぎるならば、次に呼吸の状態に、注目しましょう!
* 雑念が強くて瞑想が難しい時には、呼吸のペースが速くなっています。
* 雑念が沢山ある時には、⇒ 「呼吸のペースが乱れて、早くなっている事」に、気がつけるようになりましょう!
* その場合は、スローダウン呼吸法をしてみましょう。
* 呼吸が止まるぐらいに、ゆっくりペースの呼吸(スローダウン呼吸法)の時には、雑念は余りでません。
お腹で呼吸しよう
次に試すことは、なるべく、お腹から、呼吸しましょう。
お腹から呼吸すると、雑念はすこし弱まり、集中しやすくなる可能性があります。
呼吸のペースが超ゆっくりで、その上に重ねて、お腹で呼吸(腹式呼吸)してみましょう。
呼吸のペースのコントロールが出来ていないだけ!
* 簡単に言えば、瞑想ができない人・苦手な人は、呼吸のペースが乱れているだけです。 たったそれだけです。
瞑想が出来ないのではなく ⇒ 呼吸のペースのコントロールがで来ていないだけ
* 自信を持つことが大切: 「呼吸を超ゆっくりに出来れば、それだけで雑念に悩まされることもない」と、自信を持ってください。
* この様な練習を、色々と重ねると、いつの間にか雑念に飲み込まれてしまう事も、段々となくなっていきます。
* 自分の中で、雑念へのノウハウを沢山作って行き、瞑想が楽しめるようになりましょう!
姿勢を変えてみる
雑念だらけの時に、既に上で触れましたが、瞑想中の姿勢は、あまり気にすることはないです。
姿勢をきちんとして座ったからといって、雑念が弱まることは、ほとんど期待できないからです。
「めいそう」の「め」の文も出来ないのに、姿勢をそこまで追求しても、余り意味はありません。
むしろ、雑念がやまない時には、積極的に姿勢を途中で色々と変えて行くと、雑念対策になるかもしれません。
雑念が強くなってきた度に、こまめに姿勢を変えて行くことで、
雑念へのアラート状態(雑念が存在している事へのマインドフルな状態)を、維持していく、助けになります。
姿勢を変えるまでしなくても、代わりに指を動かす、足の位置を変えるのでも良いですよね。