解説動画:瞑想の効果についての科学的な研究: 瞑想と科学の関連性とは?   

瞑想の効果についての科学的な研究とは? 瞑想に科学は必要か?  瞑想と科学の関係

寝る前に、布団の中で聞く、気軽な解説動画です。

 

瞑想の科学的な効果とは?

瞑想に科学は必要か?

瞑想と科学はどう関係するのか?

 

そんなことを、ゆる~く解説する、寝ながら聞く解説動画です。

 

瞑想に科学的な根拠があるのか?

瞑想の効果を科学で証明できるのか?

 

「瞑想の効果や瞑想をする意味について、科学的に根拠があるか?」

という関心を、持たれている人も最近は多いようです。

 

「科学的に証明されると、信用できる」と瞑想についても、

多くの人が思っているようです。

 

僕自身が最近よく目にする限りでは、瞑想の「重要性を説得するため」に、

 

瞑想の科学的根拠を、盛んに引用する記事も見かけます。

 

科学的なデーターで証明できるかどうかを、信用性の基準や担保にしている。

 

そういう人が、とても多い世の中に、今我々は住んでいます。

 

でもです~~~

 

科学で分かることって、本当にすこしだけ!

 

科学では、分からないことだらけ。

 

そして科学の手が届くところは、ほんの一部!

 

これを忘れてはいけません。

 

瞑想の科学的な研究 瞑想の効果

最近は瞑想することで、日常生活の上での、

 

「集中力」や「仕事の効率」や「ストレス」などが、どの位改善するかというような、

 

瞑想の効果に関する具体的なデーターが、厳密なリサーチの結果、もしきちんと出れば、

 

瞑想には「科学的な根拠がある」と言える。

 

ざっくり言えば、そんな前提で話されることも、かなり多いようです。

 

マインドフルネス瞑想と科学

マインドフル瞑想が世の中に広まってから、そのような実践的なデーターが沢山出てくるようになり、

 

瞑想が科学的な説明と合わさり、融合していく傾向も見えます。

 

長年瞑想している僕としては、とても喜ばしい事です。

 

これからも発展してほしいと思っています。

 

でも同時に。。。 こんな傾向に一抹の不安を覚えるのは、

 

僕だけでしょうか。。。

 

安易に科学に過信し、依存していないでしょうか?

Young woman meditating with her hands joined on her chest, sitting on sup board floating on calm morning sea.

科学が通用しない場所とは?

誤解を恐れずに大げさに言えば、

 

今の瞑想と科学を安易に結びつけてしまう傾向は、

 

大きな勘違い、脱線事故になってしまう可能性もあります。

 

なぜならば、「科学的な根拠が通用しないところ」でも勝負しているのが、瞑想なのです。

 

少し単純に大げさに言えば、科学がもう成立しない場所に行けば、やっと本領発揮するものでもあるのです。

 

瞑想は科学を超える。

 

そこに気が付けなければいけません。

 

昔の人は分かっていた?

現代化科学以前の段階での昔の人は、

 

この物質世界から分かることは、

 

本当に小さなちっぽけなものだということは、

 

今と比べれは、よく理解してていたのではないかと思います。

 

本当に大切で本質的な事は、この世界からはよく見えない事を、

 

現代人よりはよく納得していた様に見えます。

 

だから、「目に見えない世界」を今よりも大切に出来ていたわけです。

 

毎日の生活の中での瞑想の重要性

とは言え。。。矛盾するようですが、

 

瞑想をそこまで壮大な話にしないで、普段の毎日の生活の中だけでも、

 

十分効果や重要性は分かるかなとも思っています。

 

瞑想はこの毎日の世界での幸せを、促進し追求するものでもあるからです

 

悩みや苦しみを今の毎日の生活で、減らしていくのはどうするのか?

 

これは間違いなく大切で立派なテーマです。

 

ですから、この点から鑑みて、

 

瞑想の大切さを科学的にアプローチするのも、

 

多くの人へのかなり大きな貢献になっていると思います。

 

たとえ毎日の生活の枠組みの中ではあっても、

 

その中で、瞑想を活用するのは素晴らしい事に違いはないからです。

Young girl doing yoga exercises at sunset

 

物質を基本とする現代科学

現代の科学とは、様々な物質や、この物質世界についての科学です。

 

(ここでは単純化して話していますが、単純に言えば、そういう事にもなるかと思います。)

 

ですから、あくまで物質が存在するという前提で、成立します。

 

だから、そもそも物質ないところでは、今の科学、「物質科学」は、役には立ちません。

 

科学自体がそこでは成立しないので、従って、「科学的な根拠」も、そこでは存在しようもありません。

 

科学と瞑想では、取り扱う範囲がかなり違うという事になります。

 

 

瞑想の「科学的効果」の限界

既に触れたように、最近よく目にする瞑想のリサーチは、

 

「根拠」を現実的な世界の「効果」という点から考えています。

 

例えば、瞑想を続けると、集中力がつくので ⇒ だから日頃の仕事のパフォーマンスもあがる。

 

そんな効果を普通は期待するものですが、

 

毎日の日常世界が消滅した、そこを超えたところでは、

 

毎日の生活も、仕事もなければ、当然仕事の上でのパフォーマンス向上うんぬんは、

 

もう意味がありません。

 

物質のない世界では

もし物質世界が消滅してからは、頼れるものは、その人の自分の「心」以外は、基本的にないのです

 

なぜならば、物質の世界の向こう側には、

 

物質がなくなるので、単純化して言えば「心だけの世界」になるわけです。

 

いわば「心だけの世界」の中では、

 

自分の心の状態やレベルいかんで、何をどの様に体験されるのか決まってきます。

 

その人の心の状態が、またその人の存在のレベルを決めてしまいます。

 

自分の心の状態や、自分の心の操作方法が、いかに大切になるのか、想像がつくかと思います。

 

「何かを体験する」、「生きていく」、

 

なにかの物事を「追求する」「調べる」とはどういうことなのか。。。

 

又物質がなくなってから、「より深いレベルの世界とはどんな世界か」、

 

「そんな深い世界を体験するとはどういうことなのか」。

 

瞑想とは、そんな話と深く関係します。